ポイントサイト管理システム win

◇ スマートフォン最適化モジュール
　・スマートフォン最適化モジュールとは
　・サンプルページ動作確認
　・機能・仕様について

スマートフォン最適化モジュールは、スマートフォンに最適化（スマートフォン対応）したページを表示するための、ポイントサイト管理システム win オプション機能です。

スマートフォン最適化とは、単にＰＣ用画面を小さくする訳ではありません。スマートフォンの操作性を活かしてシステムを再構築していますので、ユーザー様は、片手だけで簡単にいつものポイントサイトがご利用いただけます。

すでにＰＣサイト用広告を大量に登録されている場合、スマートフォン用の広告登録をお急ぎいただく必要はありません。まだ、ＡＳＰ、広告主側の対応もこれからです。 win は、そんな場合であっても、ＰＣ用の広告を代用して表示しますので、ビジネスチャンスを逃しません。スマートフォン用の広告登録は、ＡＳＰ、広告主の対応を待って少しずつ登録していただけます。

スマートフォンは携帯端末ですが、そのブラウザで表示されるサイトはＰＣサイトであり、携帯電話（フィーチャーフォン、ガラケーと呼ばれる端末）対応のモバイルサイトを表示することは出来ません。

混同を避けるため、当面このサイトにおいて単に「携帯電話」「モバイル」または「mobile」と記載する場合は、従来の携帯電話（フィーチャーフォン、ガラケーと呼ばれる端末）を指し、スマートフォン（iPhone、Android などの多機能携帯電話）はこれに含まれず、スマートフォンについて触れる場合は、別途「スマートフォン」または「スマホ」と記載致します。

また、「携帯サイト」「モバイルサイト」と記載する場合は、従来の携帯電話（フィーチャーフォン、ガラケーと呼ばれる端末）に表示・動作対応するサイトを指し、スマートフォン対応サイトを含みません。

ポイントサイト管理システム win の「スマートフォン最適化モジュール」は、win PC+mobile（PC・モバイル両対応）、または win PC（PCサイト対応）の２つのシステムのオプションとしてのみご利用いただけます。残念ながら、win mobile（モバイルサイト対応）では、スマートフォン最適化モジュールをご利用いただけませんので、その旨ご了承下さい。

スマートフォン最適化モジュールをご利用いただく前に、このオプションの動作をご確認いただけます。 動作確認には、「サンプルページ」にスマートフォン（iPhone、Android）でアクセスを行って下さい。

ＱＲコードの読み取りには、ＱＲコードの読み取りが出来るスマートフォン用のアプリがご利用いただけます。

ＰＣポイントサイトとスマートフォン対応ポイントサイトは、完全に連動しており、ＰＣサイトユーザー様がそのままご利用いただけます。 また、スマートフォンの液晶画面をタップするだけで、ＰＣサイトの表示モードとスマートフォンサイトの表示を切り替えることが出来ます。

ＰＣ、モバイルサイトと同様に、プログラムと分離したテンプレートを使用していますので、HTML、スタイルシートの書き換えによってデザイン、レイアウトを変更していただけます。

尚、デザイン変更には、HTML5、CSS3、Javascript に関する学習が必要となることがあります。

スマートフォン最適化モジュールの実機での動作確認済み機種は、iPhone（4、4S、5、6）、Xperia（acro・arc・VL）、GALAXY（S・SII・SIII）、AQUOS PHONE（SERIE）、REGZA PHONE、optimus G 等となります（以降、随時動作確認を行いますが、必ずしも全ての機種名の掲載を行いません）。 対応 OS は、iPhoneOS、Android となり、Windows Phone OS についてはシミュレーターでのみ確認しています。 画面の表示サイズにつきましては、iPhone に最適化させていただきました。ランドスケープ（横位置）での表示にも対応しています。

Safari など各シミュレーターでの動作確認が可能ですが、ブラウザ Firefox のアドオン「FireMobileSimulator」については、 リリース時においてはレイアウトの乱れと、一部の表示に文字化けが生じました。実機や他シミュレーターでは正常に表示されますので、FireMobileSimulator が HTML5、CSS3 に未対応であるためと思われます。

Apple のブラウザ Safari には、[開発] メニューが隠されています。 ［開発］メニューは通常の Safari のままでは使えません。 Safari の［環境設定］メニュー（Windows版では、［編集］→［設定］）から、［詳細］タブを選択し、［メニューバーに"開発"メニューを表示］のチェックボックスを選択して初めて使えるようになります。 この設定後に、Safari のメニューに [開発] が追加されます。

スライドして移動するページは、移動後の左上のボタンに前のページのタイトルが表示されます。 この場合は、ストレス無くボタンをクリック（タップ）すると前のページにスライドして戻れます。 これに対して、読み込み（リロード）して移動するページは、移動後の左上のボタンに「BACK」または「HOME」と表示されます。 「BACK」の場合はボタンをタップすると前のページにリロードして戻りますが、「HOME」の場合はボタンをタップするとトップページにリロードして戻ります。 このようなページによる移動方法の違いは、大量のデータ呼び出しが予想されるページでは他のページと切り離してリロードで移動し、データ呼び出しが無いか少ないと予想されるページではスライドで移動することで生じます。

モバイルサイト誘導ページ、ＰＣサイト誘導ページについては、スマートフォンと携帯電話の両方でポイントサイトを利用する事象は少ないと想定されることから、将来のガラケー市場の縮小予測、設計工数を減らすためとプログラムを無駄に肥大化させないこと等を理由に、省略させていただきました。

一部の広告によっては、広告詳細画面に移動すると、再度リロードすることがあります。 これは、スマートフォン用の広告が掲載されていない場合に、ＰＣ用の広告をリロードすることによって、画面に適切な幅で表示するために起こります。 標準対応ＡＳＰで、スマートフォン用の広告が登録されている場合は、この再リロードは起こりません。

スマートフォンサイト用の広告を登録される場合は、左右に 10 ピクセルのマージンを取っている関係で、320×50 の広告はご利用いただけませんので、横幅 300 ピクセル以下の画像広告をご利用下さい。 尚、フラッシュを利用した広告は iPhone では表示されません。

ＰＣでの閲覧同様に、スマートフォンでもブラウザのクッキーが有効である必要があります。 サイトユーザー様個別の設定により、クッキーの設定が無効となっている場合は、成果は発生しません。 ブラウザのクッキーが無効となっている場合は、トップページ等で警告を表示し、広告詳細ページでもクッキーを有効にする必要がある旨を記載しています。

ＡＳＰによっては、スマートフォンに対応しているか否かを明記していない場合があります。 このような場合であっても、スマートフォンで表示出来るのはＰＣ画面と基本的には同一であるため、成果は承認されるものと理解されます。 但し、スマートフォンに対応しているか否かを明記していない場合については、ＡＳＰに確認されるか自己責任での広告利用をお願い致します。

ＡＳＰが「スマートフォン対応」と記載している場合は、スマートフォンの横幅に合った特別な広告が用意されている（300×50 など）事例もありましたが、ほとんどのサービスではリンク先の広告主サイト側で、スマートフォンに最適化されたサイトが用意されているか否かを指しておりました。

win 2.6 リリース時では、標準対応ＡＳＰのスマートフォン対応広告のみ登録していただけます。法人様限定ＡＳＰ、オプション対応ＡＳＰについては、順次対応予定です。 それまでは、標準対応ＡＳＰ以外のＡＳＰ広告は、ＰＣ用広告を代用して表示しますので、スマートフォン対応広告については登録しないで下さい。万一、登録された場合は、広告が正確に登録されないため、ユーザー様の成果は全く反映されないことになりますので、即刻削除をお願い致します。

従来、ＰＣ対応ＡＳＰであったサービスがモバイル広告を扱うようになった事例や、逆にモバイル対応ＡＳＰであったサービスが、スマートフォン広告やＰＣ広告を扱うようになった事例（新サービス）については、現在のところ動作確認等を行っていないため、確認済みまたは対応とのアナウンスがあるまでは、「新サービス」の広告は掲載しないで下さい。 ＰＣ広告をスマートフォン広告として取り扱う場合は、対応済みです。

ユーザーインターフェースに関して、スマートフォンライブラリ iUI をカスタマイズして使用しています。

iUI - Mobile web framework for high-end devices：http://www.iui-js.org/
iui - Project Hosting on Google Code：http://code.google.com/p/iui/

開発着手時には、最も win の求めるものに合ったスマートフォンライブラリでしたが、入手出来る情報量を考えると将来的には他のライブラリに変更する可能性があります。 ライブラリ変更の際には、システムやテンプレートに大きな変更を加えることがありますので、その旨ご了承下さい。